2020.10.26

ロゼッタとレトリバがカスタム音声認識の開発で業務提携

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株式会社ロゼッタ(本社:東京都新宿区、代表取締役 五石順一)と株式会社レトリバ(本社:東京都新宿区、代表取締役 河原一哉)は、カスタム音声認識の開発を目的として業務提携契約を締結いたしました。

ロゼッタ協業

■ カスタム音声認識について
株式会社ロゼッタは、AI音声翻訳機能付きのウェアラブルデバイスとして建設業向けに『T-4PO Construction』、医療機関向けに『T-4PO Medicare』、リモートワーク用に『オンヤク』、また、バーチャル展示会・オフィスとして『Event DX』『MATRIX』等の事業を開発・展開していますが、専門分野対応や企業毎のカスタマイズはAI翻訳だけではなく、音声認識においても必要であることが分かってきました。

既成の音声認識エンジンは一般用途としては性能が良いものが多くありますが、実践的な水準で企業毎に求められるカスタマイズに迅速な対応が可能なものは存在せず、新たに開発すべき必要性を感じておりました。ロゼッタの内製での音声認識エンジンの開発は進めてきましたが、一方で音声認識の専門ノウハウの蓄積を有する会社との協業を推進してきました。
そのような状況のなか、このたび、工事現場のような雑音のある環境下でも高い音声認識精度を実現し、医療業界など業界固有の表現に対応する音声認識モデルのカスタマイズで実績のある、レトリバと共同で各現場のユースケースの実戦に通用するカスタム音声認識エンジンの開発を行うこととなりました。

レトリバは音声認識エンジン「Voice Recognizer」を開発・販売し、会話をテキスト化したデータを活用して企業の生産性向上を支援しています。「Voice Recognizer」は精度94.7%以上の高い音声認識率を持ち、多様な周囲雑音がある環境下での発話であっても90.3%以上の精度※1 をリアルタイムで実現することが可能です。

 

※1 コーデックがG711(μ-raw 8kHz)の場合。通信環境や圧縮の有無で精度は変化します。

会社情報
【株式会社ロゼッタについて】
ロゼッタは創業以来「我が国を言語的ハンディキャップの呪縛から解放する」という企業ミッション の下に AI 自動翻訳の開発をしてきましたが、現在ではさらに構想を拡大し、AI、AR (Augmented × Reality:拡張現実)、 VR(Virtual Reality:仮想現実)、 5G/6G/7G(高速大容量・多数同時接続通信)、 4K/8K/12K(超解像映像)、映像配信ソリューション、ウェアラブルデバイス、ロボット、HA (Human Augmentation:人間拡張)等の最新テクノロジーを統合して、世界中の人々が「いつでも どこでも誰とでも言語フリーで」交流し、生活し、仕事し、人生を楽しめる「グローバル・ユビキタス」の実現を目指しています。
コーポレートサイト:https://www.rozetta.jp/

【株式会社レトリバについて】
レトリバは「AI技術でコトバの森を活用し、企業の生産性向上に貢献する」をミッションに、自然言語処理、機械学習、深層学習をコアテクノロジーとした検索・分類・抽出を行うソリューションを提供しております。
所 在 地:東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビル36階
代 表 者:代表取締役 河原 一哉
資 本 金:1億円
事業内容:自然言語処理及び機械学習を用いたソフトウェアの研究・開発・販売・導入およびサポート
コーポレートサイト:https://retrieva.jp/

【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社レトリバ
担当:営業技術部 市原
E-mail: pr@retrieva.jp

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